1. 概要

カロッツェリア AVIC-VH0009で再生出来る動画についてのメモ

2. 資料 – 取説より

再生できるファイルとメディアの種類

3. 調査結果

MP4コンテナ　H264 + AAC に於いては、下記の条件内でなければならない  (MediaCoder使用時)

• H264/AVC

プロファイル:Baseline Profile  Level:3.0 まで

(取説では “720X480@30fps” 指定であるため、通常は “Level:3.0” を使用する)

ビットレートはVBRで “CRF:25” 位に設定する

(または、ABRにて “1600kbps” より低く設定し “maxbitrate” を　”3500kpbs” 程度に設定する)

目安として、平均ビットレート(ビデオ)が　”1600kbps未満”

高い状態が続く場合は、下げる方向で

ビットレートが高い場合　→　映像欠落・音声欠落
あと少しという状態　→　映像と音声のズレという現象が起こる

• MP4コンテナ

マルチプレクサは、MP4Boxを使う　← 追記も参照の事

MP4コンテナの “compatible_brands” が ” isomiso2avc1mp41 “ 型の物は再生出来ない

—-> MP4Creatorの初期設定ではこちらが生成される

2016年12月7日　追記

書き忘れていたが、本来作成すべき動画ファイルは、MP4BOXの追加オプション(ExtraOptions)にて　”-brand mp42″  を追加設定すべきである

なおその状態では、上記例とは異なり “ftypmp42” となる　( “compatible_brands” も上記とは異なる)

上記調査は、あくまで追加設定せずに再生出来るファイルを調査したものである

解像度的に通常は上記ほどビットレートを上げなくても良い

取説では 30fps 指定であるが、 29.97fps のファイルでも再生出来ている

当方では、 AAC は LC-AAC・48kHz・160kbps を使用している