unbound.conf (Ver 1.6.0-3+deb9u1) 説明 1/10
なお、これらの説明は Debian stretch (Unbound Ver 1.6.0-3+deb9u1) による
Unbound 設定 ファイル
- /etc/unbound.conf
Debianの初期では、同ファイルは下記記述のみである
#Use this to include other text into the file.
#include: “otherfile.conf”
#
# The following line includes additional configuration file
# /etc/unbound/unbound.conf.d directory.
include: “/etc/unbound/unbound.conf.d/*.conf”
その為、”/etc/unbound/unbound.conf.d” 以下の “*.conf” ファイルも設定ファイルとして使用出来る
但し、50音順に読み込まれるわけではない模様
“00_acl.conf” ファイル内の頭に “define-tag: ” を記述していたが、エラーが出た
※ “define-tag: ” に指定したタグを使用するものより先に記述する必要あり
何故か “50_zone.conf” ファイルが先に読み込まれていた
inclideを別に記述し、先に “00_acl” を読み込ませる事により回避
設定ファイルサンプルは以下に有る
/usr/share/doc/unbound/examples/unbound.conf
フォーマット
1. キーワードの間には空白(半角スペース)が必要
例: port: 53 ( “port:” と “53” の間には “半角スペース” が必要)
2. 属性のキーワード (オプション) はコロン’:’で終わる
3. 属性の次には属性あるいは値が続く
4. 先頭に “#” を付ける事により、コメントアウト出来る
コメント記述時も、先頭に “#” を付ける
include
1. “include: “ディレクティブを使ってファイルを取り込む事が出来る
2. ファイル中の何処でも記述する事が出来る
3. 引数に一つのファイル名を取る
4. 取り込んだファイルのテキストはその箇所で設定ファイルにコピーされたような処理を行う
5. chrootを使っていても、取り込まれたファイルのフルパス名を使って動作する
6. また、デーモンが起動したディレクトリがchrootあるいは作業ディレクトリである場合
取り込まれたファイルの相対パス名でも動作する
節 (clause)
unbound.conf には次の節があり、各オプションはその節の配下に記述する
1. server: … Server Options
2. remote-control: … Remote Control Options
3. stub-zone: … Stub Zone Options
4. forward-zone: … Forward Zone Options
5. view: … View Options
6. python: … Python Module Options
7. dnscrypt: … DNSCrypt Options
8. cachedb: … Cache DB Module Options
なお、以下のオプションは “server:” 節に記述する
1. DNS64 Module Options
2. EDNS Client Subnet Module Options
3. Opportunistic IPsec Support Module Options
※ モジュール使用時は、 “module-config: ” へ記述し、有効にする必要がある
記述例
# unbound.conf # unbound.conf for a local subnet. server: interface: 0.0.0.0 interface: ::0 access-control: 192.168.0.0/16 allow access-control: ::1 allow verbosity: 1 # enable remote-control remote-control: control-enable: yes # stub-zone stub-zone: name: "example.com" stub-addr: 192.0.0.68 stub-prime: no stub-first: no stub-ssl-upstream: no
その2へ
コメント
unbound.conf (Ver 1.6.0-3+deb9u1) 説明 1/10 — コメントはまだありません
HTML tags allowed in your comment: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>